AviUtl0.98以降で使用できるDirectShow入力プラグインです。
メディアプレーヤーで再生できるファイルならば基本的に読み込みが可能です。
読み込みできるファイルや安定性などは各自の環境に依存します。
MPEG2読込などは環境設定が大変かもしれないのでお勧めしません。
[ダウンロード]
安定したMPEG2のDirectShowフィルタがあまりない。
インターレース解除なし(WEAVEモード)に設定できないデコーダもある。
MPEG2読み込みはDGIndex/DVD2AVIやMPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inを使うのが一般的で安定している。
DirectShowフィルタ経由でインターレースのソースを読み込む場合、DirectShowフィルタがインターレースを
解除してしまう場合がある。この場合、インターレースの解除方法を選べない、24fps化の為の情報が
欠落してしまうなどの不都合が出る。フィルタによっては設定変更できるものもある。
フィルタをかけない状態でインターレースの縞が見えるならば問題ない。
手元の環境ではMPEG2 SplitterとElecard MPEG2 Decoderを組み合わせ、WEAVEモードに設定すると問題なく利用できるが、DirectShowの設定に詳しくないとうまく環境を構築できないかもしれない。
一部の出力プラグイン(WMV出力など)で音声が乱れることがあります。
その場合は一度音声をWAV出力してWAVを読み込みなおしてください。
設定ファイルds_input.iniに各種設定が保存されます。
ds_input.ini はAviUtlのディレクトリに作成されます。
Pluginsディレクトリにプラグインを置いてる方はご注意ください。
[ds_input] ForceFrameRate=0 // フレームレートを強制的に変更します ForceSampleRate=0 // 音声のサンプル周波数を強制的に変更します SourceFrameRate=29.97fps // ファイルを開いたときに取得できたフレームレートが書き込まれます
SourceFrameRate=29.70fps // 通常 SourceFrameRate=(29.70fps) // 再生レート
デコード処理は別スレッドで行っているのでDualCPUにやさしいかもしれない です。キャッシュは30フレーム分持っています。音声はバッファのみ。 キャッシュは不要なシーク発生を防ぐためとフレームレート変換のために実 装しています。WMVなどのように可変フレームレート可能なフォーマットもあ りますしフレームレート変換機能は必須でしょう。強制フレームレート変換 ができますが、24fps変換などは一般的に逆テレシネ変換だと思うので本体の 自動24fps使ってください。 デコーダによってはシークの精度が悪い(Iフレームにしかシークできないと か)のでカット位置あわせは時間方向にコマ送りしながら行ってください。 送りすぎて少し戻すのはキャッシュがあるので大丈夫です。逆方向にコマ送 りを続けるとシークの位置ずれで正しく位置あわせができないことがありま す。